昨日、バスで帰宅した。
バスは、目線が高く街並みをのんびりと楽しめる。
丸善で買い込んだ本を抱え飛び乗ったバスは、東京駅前が始発で我が家のほんの10m先に止まる、日頃から重宝しているバスである。


芝公園を少し超えた先で、観光客が車道に大きくはみでカメラを上に向け大騒ぎしている。ここには、何も無いはずと反対側の窓から覗いてみると、東京タワーが申し分ない姿で見えていた。
どうやら、旅人たちが見つけた東京タワーの撮影スポットようだ。

嘗て、観光客が押し寄せる人気スポット『猿の温泉』があった。その当時は、海外からの観光客が100万人と今ほどの賑わいも無く、トラブルも少なかった。
今は、4,000万人超えのオーバーツーリズム状態、観光公害が頻繁に報道され始めている。
山梨県富士河口湖の『コンビニ富士山』騒動、富士山の夏着登山問題、奈良公園の鹿虐め、ホテルのゴミ・トラブル、住宅街の深夜騒音と、いとまが無い程の大騒ぎである。
そうした騒動が、私の日常にも散見され始めた。

私が通うスタバが、近くのホテルからの観光客のスーツケースで席を占領され、席探しに苦労し出し、家の近くのスーパーが観光客で異様な混雑ぶりとなっている。
だが、外人観光客が日本にもたらす観光収入は、2025年は約9兆4500億円と無視できない額に膨れ上がっている。
それに増して、忘れてはいけないことがある。
嘗て、東南アジア、ヨーロッパの街々での我らの迷惑行動がニュースに取り上げられ問題視されていた。
今度は、我らの番である。
観光客には席を譲り、そうして、せっせっとゴミも拾い彼らを熱烈歓迎する番なのである。

賢明な友は、さっさと、ゴルフ場近辺に移り住みはじめた。
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