一幸120。私の居場所。

引退者が健常さを維持するには、家以外の居場所が必要である。

そうした居場所を、英語では《whereabouts》(物理的な所在を意味する所在)と、無造作な表現となっている。

さらに、掘り下げて調べてみると、
  《a place to belong》(自分が属している場所)
  《a place where one belongs》(自分が属する場所)
  《place to be》(あるべき場所)
  《home》(心が落ち着く家のような場所)
  《happy place》(精神的な安らぎを得られる幸せな場所)
さすが、英語は説明的で分かりや易い。

朝、それも毎日、肩掛けバッグにPCと数冊の本を入れスタバに出かける私を、相方から揶揄い半分に“いってらっしゃい”と出勤しているかに遇する。

そのスタバでは、先ず、席をめぐって静かながら争奪戦が起こる。その戦いで勝ち取った席が、今朝の私の居場所となる。

その席は、《whereabouts》ではなく、嘗ての会社がそうであった様に《a place where one belongs》であり、《happy place》なのである。

私が朝、求める居場所は物理的な場所を意味する(所在)だけでなく、精神的な安らぎを得られる(幸せな場所)、それに、会社の様に(所属感を感じる)場所なのである。

ふっと、周りを見渡すと人それぞれの朝が始まっていた。

勤務前の若い男女は忙しくPCに向かい始める。そうこうしているうちに、顔馴染みの同輩たちの姿が見え始め、目で挨拶を交わす。

そろそろ勤務時間だろうか。若者がPCをたたみ去リだした。

そこに、近くのホテルから旅人たちが朝食を求めてやって来た。大きなキャリーケースで隣の席を占領し、大声でのおしゃべりが始まり一気に騒がしくなった。

そろそろ、私も退散するタイミングである。

こうしたスタバでの朝の一杯のコーヒー。
その香り、苦味、コクカフェインが呆け始めた頭をしっかりさせ、それに加えて、豊富なポリフェノールもが心血管疾患と脳卒中のリスクをも減らし、老体を健常にしてくれている。

スタバは、私の心身ともに引退後の大切な“朝の居場所”である。

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