一幸50。Auto・Exit。

2020/09/13

今日は私の誕生日である。 この機にと、私の車からの離脱を言う。そうして、社会も急き立てる。 車をこれほどまで走…

一皿14。若鮎。

2020/09/07

鮎の季節は長い。旬のものを食べる幸せは、何ものにも代え難い。 まずは、水温む春先の稚鮎。初夏ともなれば、少し成…

一旅12。 旅の夜を謀る。

2020/09/02

陽の陰りが見え始めた。 ハイウエイの先に広がる里山の麓に、ぽつんと佇む一軒家に暖かい燈が灯った。SAに入り宿の…

一皿13。酢〆のコハダと卵焼き。

2020/08/16

新しい友が増え、いきつけの店が一つ増えた。 現役時代は接待もあって、あれこれと食い飲みもしたものだ。だが、今は…

一幸48。戻りたくなる時間。

2020/08/07

海際のホテルで荷を解いた。 対岸の山影に沈む眩しい夕陽が海を渡り、ベッドに投げ出している疲れた体に、窓越しの柔…